恵方巻きの廃棄処分について
今年の節分、皆さんはどのように過ごされましたでしょうか?
定番の豆まきをしたり年の数豆を食べた方が多いんではないかと思います。
そんな節分ですが、毎年あることがニュースに取り上げられます。
それは、
売れ残った恵方巻きが大量に処分されているというものです。
ある大学によれば、毎年の廃棄金額は
10億円を超えると試算されてあるそうです。
大手スーパーは予約販売を増やし、売れ残りを出さないよう努力しているそうですが、廃棄料の推移はさほど変化有りません。
原因として僕は次のことが挙げられると考えています。
- 風習の低い定着度
- 農家・食品会社の利権問題
1についてですが、恵方巻きを食べる風習は元々関西圏にあったものであり、近年急速に広がっただけで関東圏の人にとっては馴染みのないものになります。
値段もそこそこし、味についても特段美味しい訳ではない恵方巻きを全国的に広めるのは難しいと思います。
2については、恵方巻きに使う食材を取り扱っている業者にとっては、節分は逃すことのできない商機になります。業者にとっては売れ残りよりも数を出して儲けを出すことに焦点を当てている為、廃棄料の削減が進んでいないんだと思います。
上記の事は、個人的意見で的外れなものかも知れませんが伝統のある食文化が廃れていくのも悲しい事ですので、なんとか来年は廃棄料を減らしてほしいと思い、述べさせていただきました。